そして浦安独り在住。
結局、かの男とは別れるなんてできなかった。
約束事いくつか。
結婚はしない。
ガキにも会わなくていい。
その代わり、ガキ優先のスケジューリンクを組まれても、文句は言わない。
この先、どこまでいっても、独りなんだと確信。
「息子の手が離れたら、一緒に住もう」と本気で言う男が不敏で泣ける。
ハッタツチタイの息子は、死ぬまで手がかかる
中1で、最近、面談で担任教師に指摘されたことは「字が汚ない」
仕方ない、全ての中間テスト、ヒトケタ。しかしながら相手はハッタツがチタイしてるっつーんだから、もうそんなことしか言えない
息子をパイロットにしたいんだそうだ
高校?大学?とにかくそっち方面の学校は寮があるからと。
パイロットにしたいんだって
するんだって
めでたく万一間違えて、なったら告知しますので、以降、飛行機に乗らぬよう。オスタカ再び。
つか間違えねーよ。
ならねーよ。
寮ね。
結局、追い出したいんだよね。
それを認めなさいよ。
病院に施設に、入れておしまいなさいよ。
中1で、レンジの使い方もわかんないんだぜ。
ジャンボの操縦が、何故できようか。
バカなの?
でも、私は、別れないでしょう。
今回のこのタイミングで別れなかったのです。
もう、別れない。
もう、別れられない。
虚しさと馬鹿馬鹿しさの中で、それでも、幸せだ。