fake_BOOTLEG

everywhere I'll go

その結婚どうでしょう?

 女装しているミスターかと思った

どこかの誰かが、どこかの書き込みで、
大泉洋の細君のことをこのように端的にばっさりつぶやいていた。
おかげですっきりした。

あの女の人。テレビでインタビューしてるのみたことある。
どうでしょうファンで、大泉のファンで、そんでもって、ドラマにひっぱってきた。

そして、嫁にしてもらった。
いや、婿にしたむしろ。

すごいと思った。こわいと思った。
いわゆるこれが、昨今のアラフォーの底力なのだと思った。
単に、40近辺のおばちゃん、がアラフォーではないのだ。
金も地位もそこそこ手にし、時間が余ったら、伴侶探し。
妥協はしない。狙った獲物は必ず手にする。これまでと同じように。
バブル絶頂にスイスイ乗っかり、バブル崩壊をスレスレでかわした、あの世代。
常にちやほやされながら、空っぽの力と自信を身につけ、気が強かろうと、カドが立ちまくろうと、もう、誰も止められない、ただただ、勢いだけでここまで生きてきた。
その勢いで、彼女は、顔も金もそんなにイケてない、けれど、良質“そうな”男を手にしたのだ。
やっぱり男は外見より中身、肩書きより才能よね、と、彼女の余裕の笑みが浮かぶ。

妹は「またファンに手を出した、みたいなもんだな」といった。

しかしまぁ、洋さん、よりにもよってあの女は、ないだろ。
地元でずっと支えてきた彼女とかさぁ、そういうのなかったのかい?

ほとほとがっくりしたので、もう、どうでしょうの大泉洋は架空の人物ということにした。
あれは、夢の人物だ。

アラフォー世代に完全に乗り遅れてしまった自分を改めて嘆く。