土曜日は男がラブホで仕事をしたいので私は愛のむきだしを観る事にしている。
だいたい週末は場末のラブホに行って、次の日は良くて桜か紫陽花か紅葉か映画か犬の散歩。
あちらのお子様の塩梅によっては毎週ではなくなることもある。
とりあえず私に決める権利はない。
あっちが行きたいとき、ご希望の場所へ行く、そして待つ。
権利はない、と言ったけど、そもそもあっても困る。
そもそも何かをしたいとか行きたいとかあったことがない。
ともかくそういうのを4年くらいやっている。
飽きてきましたいよいよ。
いつまで続くのかこのルーティン。
そういえば先週もまた1週間ズル休みをしました。
これまたいつまで続けるのかこのルーティン。
美容院ひとつ変えたくらいでは何も変わらなかった。
当たり前だ。
北海道に住んで尚、変わらなかったじゃないかと、今書いてて気づく。
あっちの人たちのあっちの中にそうそう簡単に入れるわけがない。
もう、作りが違う。デキが違う。
長続きしなくなってしまった、勘違いも、調子に乗るのも、妄想も。
あっという間に覚醒してしまう。
たった3年で人生が変わるってCMが。
たったって言うなよ、人生の3年を。
酷い。酷いルーティンにはまっていたことに気づいてしまった。
秋葉原の加藤の弟が「死ぬ理由に勝る、生きる理由がない」って自殺したそう。
イヤだ一緒じゃんよ。
あたしもずっとそうよ、しかし死んでないのよ。
死んだとして、誰も、かわいそうとか言ってくれないのよ。
よって、マシだね、きみ、マシだったね。
男のほうのルーティンだけでも断ち切りたい。