薬師丸ひろ子の「Woman」ってよかったよな、原田知世の「どうしてますか」もよかったよな、と、うろうろしてたら、結局「シャリシャリズム」とかひっぱりだして聴いてる年の瀬。
年の瀬をいいことに、振り返り過ぎにもほどがあるのだけれど、今年やら、たかだか３年前やらを振り返ったところで、同じ空。
ざっと１５年遡り、やっとのことで、懐古という言葉を見つけられたのであります。
CMの「ただ流れ続ける時の流れに一年という区切りをつける」という言葉が耳に残る。
特に何も代わり映えのない、１年。
震災という、どうせこの２文字ですべて塗りつぶされてしまうほどの１年。
そりゃね、ご愁傷様でしたですけど。
あたしの人生はもう２０年以上もずっとご愁傷様なんです。
だから、総じて、代わり映えのない１年なんです。
今年は何回転職したかな。
えーと、SとNとTとTで、４回か。
結構転職の少ない、ちょーがんばった１年のような気がしてたのに、４回なんだから、だったら、去年はおととしはどうだったんだろうと考えると、そら恐ろしい。
にしても、このうち３社は超がつくほどの大手じゃないか。
すごいなあたし、あたしってすごいな。
ちょろいです。不景気なんて。
バブルなどを実感したことなけりゃ、こんなもん、ちょろいんです。
来年こそ、
痩せよう、とか
来年こそ、
貯金を、とか
来年こそ、
借金返済を、とか
結婚を、とか
とか、それよりもなによりも、
来年こそ、別れなければいけない。
父と母が、せめて、まったく報われなかった母だけでも、
来年もできるだけ健康で無事でありますようにと、５円の初詣で拝み倒してこよう。
