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everywhere I'll go

やっぱり「仁―JIN―」は大したことない件

寝ないといけないんだが、あまりの残尿感ゆえに書き捨てる。

やっぱりヘンだよ、このドラマ。
他のドラマがつまらなすぎるにも程があるから視聴率がいいだけだわ。

これまでもいろいろ目を瞑ってきたこと多々アリ。
しかしもう、今回ので我慢の限界でござる。

前回、野風が身受け先が決まり、最後の思い出作りに、仁に身を委ねようとした。
けれど、仁は仕事で、それは叶わなかった。
すると、未来のミキの写真が一層薄くなった。
野風は胸のシコリを気にしていた。

ここまで見た私は、野風はミキの子孫で、仁とのコトが行われれば、乳房に触れ、しこりが見つかり、それを仁が治療し、野風は生き延び、子孫であるミキは誕生し、写真は色は濃くなったのではないか。しかし、実際は、乳がんを発見できなかったから、ミキの写真は薄くなってしまったのではないか。

と、考えていたら、そうではなかった。

今回、野風が身受けのための体のお調べを仁に依頼する。
彼は乳房のしこりに気づきながらも、異常なしと見立てをする。
すると、未来のミキの写真は色濃くなっていた。

要は、身受け先の相手とのつながりがいづれはミキにつながるのであり、この乳がんを仁が口にすれば、身受けの話しが破談になり、ミキは生まれないということになるからだそうだ。

あ、そうなんだ。あたし間違ってたか、ふーん。わかったよ。じゃあそれでいいじゃん。

が、しかし、仁は悩んでいる。しこりをこのまま放っておいていいのかと。
身受けが成立しなければ、ミキが存在しなくなる。
そういう未来の結果だけで、目の前の野風の病気を見て見ぬフリをしていいのだろうかと。

なんでよ。

別に放っておいても、ミキの写真は濃いままだってことはよ、そのシコリは野風の命を左右するような悪性なものじゃないから、いいってことになってんじゃないの?

なに、それともよ。

身受け後、子供ができて、そのあと野風が死んでしまうかもしれない、それじゃあかわいそうだ、とか、そういうことまで想定して、気に病んでるってこと?
その仁の先読み、説明すべきじゃねーの?
それに、だとしても、身受けして、子供ができた後に、治療してやりゃあいいんじゃねーの?
だって、写真に則るならば、このまま身受けを進めれば、乳がんの如何に関わらず、必ず子供は出きるわけなんだからさ。

なんっかまっこと、きもちわるいぜよ。
説明不足ちゅうか、勢いで話しを進めてるだけっちゅうか。

「なんかここ、ぼわぁんってなってるけど、まぁニュアンスニュアンス、とりあえず、BGM大きくすりゃあバレないし」って、視聴者を小馬鹿にしてますん?

こんな穴だらけのドラマが罷り通ってしまうのは、そもそも、視聴率と実が伴っていなさ過ぎることが原因だし、だから、何度も言うけど、他のドラマがつまらなすぎなんだっちゅうの。

そうよそうよ。年末の浮かれ具合で騙されるところでしたけど、これは戦後最大のつまらなさじゃないのか?大不況だから?でもアメリカのドラマは面白かったぞ、24シーズン3。2回目だけど、一気見も苦じゃあなかったぞ。少なくとも、ドラマの途中で眉毛整えたり、爪切ったり、はなかったぞ。

そんなことはないのでしょうか。
もう、私が、テレビってつまらないわね、っていう老人になってしまったのでしょうか。
あーそれとも、私は、小馬鹿にされるに値するほど、バカなのでしょうか。

バカついでに言うと、坂本龍馬が歴史上、どんなことをした人なのか全くわかっていないので、龍馬が何かを決意する一つ一つの場面に「ガガーーーン」みたいな音楽流されても、それが実際の歴史とどう違うのか違わないのか、早いのか遅いのかわかりませんから。
あれ、やられるたびに、「?」。幕末って?末って何の終わり?レベルで、はいはい、三流四大卒にゃあわかんねぇよ、養育費の無駄遣いでしたよ、歴史なんぞ知らなくても今生きちゃってますよ、すいませんでしたと、やさぐれた気分になる。

誰もが、武田鉄矢みたいに龍馬マニアじゃねぇっつの。
福山大河はまだ始まってねぇっつの。始まったって見ねぇっつの。

うっかりキャラの綾瀬はるかが、うっかり現代の女子大生口調になるのも、いときもちわるし。