fake_BOOTLEG

everywhere I'll go

星に願いを

きりんタンはお疲れだった。
ぐっったりしていた。
だから何を話しても、上の空で、やさぐれていた。
ように感じた。
毎度、私が席を外してから一服しに行ってたことに大意は?
偶然だ。考えすぎた。と言い聞かせる。
そうじゃないと、あーだこーだで、私の妄想の行き着くところは奈落の底。
きみの助けになりたいなどと、たいそうなこと思っちゃって、
あがいてもがいた結果がこうなった。
よくよく考えたら、きみを助ける術を知らない。
きみを知らない。助ける権利もない。
きみを助けられるのは、きみが助けて欲しいのは、あそこのあの人だけだ。
忘れてはいけないよ。肝に銘じよ。
そうだ今年の星座占いの忠告は「おとなしくしていましょう」だった。
少しのことで、私はすぐだめになってしまえる。
ちゃんと言うこときいてよい子にしてますから。
だからどうか、とるにたらない楽しいことを。