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everywhere I'll go

「僕らの音楽-桜井和寿・絢香対談-」を見た

なんで今日、酒をかっくらったかってぇーと、久しぶりの労働者として迎える金曜日だから。
というもっともらしいことを建前として、このテレビを見る為であーる。

見るんかい、って、あんだけ言っといて、やっぱ見るんかいって。
見るだろ。
だって疲労困憊コンパニオンガールギリギリガールズな今日。
桜井が出るってんなら、たとえ絢香付きだろうと見る。

そりゃそれなりに、見る、見ない、見る、見ない、と花占いに委ねる少女のように、花びらを千切っては迷い迷い、挙句、今日を迎えたような、いやそれは言い過ぎなような。
とりあえず、ともかく、それを見るには、どうしても、アルコールが必要だったわけだ。

で、なんだ、見た。

で、なんだ、あれ。

桜井和寿、きもちわるい。

彼は一応、昔から、「モテ男」で通っていたと思うのだが、気のせいだったのか。
絢香と話す桜井は、玉置浩二とのも、阿木曜子とのも、違う、変な緊張感でいっぱい。
いっぱい、ってか、いっぱいいっぱい。
「新卒社員とどう接していいかわからないけど、とりあえず、嫌われたくはないなぁ」という姿勢の、おっかなびっくりおじさんと変わらぬ佇まい。

もちろん彼には元からカリスマ性なんてないわけですから、いきなり、「これもん」的な態度をとられてもそれはそれで必死感まるだしなんだけど、だからって、今日のあれは。

10年ぶりのキャバクラに行こうと決めたけど、なんか都会はおっかないので、とりあえず大井町あたりの、元ヤンキャバ嬢あたりの、根は好さそうな娘がそろってそうな場末の店に入ったはいいけど、やっぱり、おじさん、変な緊張ぬぐい切れませんでした、の図。

あー桜井和寿、ヨワイ39まるだしべろんちょな対談。
ある意味、見ごたえアリ。

それと、絢香が唄っているのを見て、桜井おじさんあーだこーだ感想を述べていたけれども、あのコ、そこまで考えて唄ってないから。
まず彼は、耳、とりかえた方がいい。

もっとそれと、活動休止前に桜井に会えるというなら、あたしはこれまで何百回会えただろう。
だったら、今すぐ再び、活動休止に突入し直しますけど。