Mステで嵐スペシャルメドレーをみていて
あぁ、世代交代なのね…
とは一ミリも思わないのは何故だろう。
1971年生まれ前後。
バブルの恩恵もあまりよくわからず、
この先美味しい年金生活も味わえない
どうでもいい、語り継がれることない狭間の年代。
その年代の先頭をきっていたアイドル。
SMAP。
彼らに特に思い入れはない。
とりあえず2年前の27時間テレビは泣いたけど。
なんつーか、ミーハーなんで。
そういう人のほうが多いんじゃないかな。
ちょっとキムタクはビミョーだし、中居くんは言うほど司会上手くないし、吾郎ちゃんは脇役やらしたらいいよね、草彅のドラマはハズレない気がするけど、慎吾ちゃんは…棒…んー…。
ぐらいの。
嫌いじゃないけど、好きでもない。
でもそのSMAPなくなるのか、と、
しかもこんな型で、と。
だからこそ、ものすごいファンってのより、
なんとなく、あんたたち、嫌いじゃなかったよ、ってのが多いだろうから、だから、紅白くらい出て、出して欲しかったのよ。
嵐をみて、思うことはSMAPいなくなったらこの子たちかあと。
それは、妬みでも嫉みでもない、漠然と違うかなぁ、という得体の知れない喪失感。
ロスジェネの始まりくらいに勝手に丸められてるけど、知ってる、それ、とりあえずだってこと。
どこにも引っかからない世代。
その先端にいた彼らを、初めて改めて今、あぁ同年代なんだよね、あんたたちと。
そう思うと、泣けてくる。
今日行ったキャンドゥでずっとSMAPベストが流れていて涙ぐむ。
なんの思い出も思い入れもないのに。
ないのは同じ時をいたからか、と。
よくわからない。
酒を飲み過ぎたか。
今年は妹が死んで、いろいろなことがあったからだろうか。
私は会社を辞めれないし、余命は告げられていない。
生きて働くしかない。
だから泣く。
泣ける。
特に感動も悲しみも嬉しさもなくても。
なんて贅沢なんだろう。
良い年を。