fake_BOOTLEG

everywhere I'll go

障害者枠

世の中にうらやましい人種が2つある。
ひとつは生まれながらに金持ち、もうひとつは生まれながらに頭がおかしい。

おかしい、っていうのはあまりにソフトだな。だって私もりっぱにあたまがおかしい。
そういうんではなくて、あの手帳が給付されてる人々だ。
クルクルパーとかきちがいとかそういう類の人だ。

ああいうのを野放しにする家の人間が信じられない。
知っているのかあなたたち。そこのご家族の皆さん。
のどかな休日、駅のベンチでボーっとしていると、突然大声で流れてくる駅のアナウンスを追いかけるように繰り返し、正に輪唱状態になって、こっちの脳みそがグワングワンしちゃうことを。
疲れた帰り道、電車のシートにもたれていると、いきなり「おおおーそこどいてーーー」と、そこ俺の席だと、突進されて50分ほどの道のりを立ちんぼでいなきゃいけないことを。
あなたの息子が、あなたの娘が、そんなことを駅で電車でそこかしこで巻き起こし、私の狭い狭い心の中にパンパンに膨れたストレスがパンっ!と破裂する最後のマチ針の一刺しを容赦なく時に不敵な笑みとともにブスっとしていることを。
知っているのか、と。

あぁそうだ、そうだろ、ほら、ここでも、私が責めるのは障害者ではなくその親、家族だ。
だからうらやましいのだ。
あの張本人たちが。

障害を持つ者はそうでないものより不自由だって誰が決めるの?

だ・か・ら・桜井くん。
あ・い・つ・ら超・フリーだよ。知ってるよ。超・絶・自・由・人だよ!
ばかだね、桜井も。あ、ばかにしてるのかあたしたちを。
あの曲のこの部分だけ、ピー音入れてしまいたい。
あ、やば、また桜井デスってしまった。
しかもこんな一般論的にしょうがいしゃをデスりたかったわけでもないのに、振り向きもせずここまできてしまった。

そうだから「枠」についていいたかったんだが、もう前半2文字だけでこんなになってしまった。「枠」までたどりつけなかった。

また今度。