fake_BOOTLEG

everywhere I'll go

日々学ばさしていただいております

みたいな、ここ数年、芸能人の耳障り極まりない「さしていただいて」的敬語は、キムタク発信だと思わさしていただいています。

「私たちは求め合っている。でもそれは愛ではない。飢餓だ。」

見る気はさらさらなかったけどもとりあえずつけといたNHKのドラマの台詞が耳に残り覚書。

夫から壮絶なDVを受けている妻のモノローグ。
木村多江が言うもんだからこれがまた。

金がなさ過ぎて、愛とかなんだとかいってる場合じゃないのですがね。

そういえば、今日も会社のアラフォーお気楽主婦たちが、「香水」「ネイル」「伊勢丹」と、ここ何年もあたしが使用しないワード満載でおしゃべりをされていたので、心から賞賛と羨望の意を込めて「セレブですねぇ」と言ってさしあげたら、「セレブってもう今あんま言わないよねぇ・・・マダムだよね、今は」と笑われ、褒め損。

そうなの?いつの間に、そういうことになってたの?
ジェネレーションギャップだけではなく、これからは、格差ギャップも考えながら、言葉を発しないといけないのでしょうか。

今やハケンはそういうマダムたちの暇つぶし兼お小遣い稼ぎのアイテムになっていたことさえも、知りませんでしたし。

そしてハケンで生計をすれすれに立てている独身女は、社員のために働くのではなく、そのマダムたちが、温泉旅行やら学校の面談やらで、お休みもしくは早退する時の穴埋めをするべく雇われていることも、知りませんでした。

そんな仕組みがジワジワと構築されていたことをつゆぞ疑いもしなかったものですから。
ハケン界に安穏とどっぷり浸かっていたものですから、今日になって、唖然呆然。

なんか、すみません。

財布の中に小銭しかなくて夜ごはん抜いたからお腹が空いた。これこそが飢餓だ。