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everywhere I'll go

きもちわるい

ナイツのどっきりはナイツじゃなかったら、もうそれこそ、ノンスタイルとかはんにゃとか芸なしの芸人がやったら、さぞキモかっただろうけど、あれは、ナイツだったからこそ大笑いと小泣きができたんではないかと。
なんか、すてきやんあの二人。
と、シンスケみたいになっちゃうけど、あー司会にシンスケいたらキモくなってたな。よかったよかった。

一方、NHKが死にたい死にたいと連呼しとりますが、そんなにいわれちゃうと、いや別にそんなに実は死にたくはねーってと思うから、そういう意味でこの番組は自殺抑止力となってるのかしら。

そこまで暇じゃないのよ。
死にたい死にたいと、毎分毎秒考え込むほど、暇じゃねーのよ。

眠くてさ。寝ても寝ても眠くてさ。
ホームで電車待ってると、がっくんってなって、気づくと立ち寝してんのね。
いつ人身事故ってもおかしくない状態よ。
自殺してジンシンンじゃないのよ。居眠りでジンシン。笑えないのね。

なんかあったかなぁ。

11月25日に入った給料は29日には残1000円になってて、お金のちっぽけさを、いや、あたいのお給金のちっぽけさを、痛感したのだった。
だから次回のお給金日、12月25日までは死ねない。このままじゃ死ねない。
もそっと味わいたい、財布にお金があるという実感を。

そうだそうよ24日のミスチル東京ドームが当たってなければ、今頃どうなっていたでしょう。
どうにもなっていないのでしょうが、当たった今では、当たらなかった場合の今頃のことなど恐ろしくて想像できません。

死亡の話ばかりじゃなんなんで、生命誕生の話をしよう。

27歳の娘の代理出産を50歳越えの母親がしたって話。
元気な男の子を産んだって話。
その事の顛末を顔出し記者会見して自慢したって話。

この娘、1歳の時に病気かなんかで子宮をとっぱらった。
彼女は、あの月いちの、面倒くさくて憂鬱でただただ苦しいだけの生理というものを、人生で一度たりとも経験せず、自分の子供を手にした。ホルモン注射で母乳まで搾り出している。

あのニュースを見ていた時、私は生理痛で下半身に重たい石をぶつけられてるようなヘトヘトさ加減だった。
こんな思いをしたところで、私はこの先、妊娠などすることもない。
ただただ無駄な排卵のサイクルにつきあわされている。

なのにこの女は。

「ママ、あれが食べたい」
「はい、作ってあげたわよ」
「ママ、あれが欲しい」
「はい、買ってきたわよ」
「ママ、あれが産みたい」
「はい、産んであげたわよ」

金があっても命は買えないって、それは遠い昔の話。
なんだって手に入るこの時代。

でも、子供なんていくら金があっても買わないね。もったいない。
ずっと大きくならず、4歳くらいで成長を止められるってのがあればいいけど。
まめ柴とかミニチュアダックスみたいに、そういう改良がアリなら、欲しいけど。

向井亜紀が「子供がほしーのー!」と半狂乱で会見してたときも思ったもんだった。
「だったらこの子宮やるよ。代わりに産んでやるよいくらでも、うるせぇな」と。

きもちわる。

あ。
美容師の女の人が、客である高校生の女の子に「何歳ですか?」と訊かれたので、正直に「25歳です」と答えたら「キモーーーイっ」って大笑いされたそうなんです。
高校生の方へ、この場合の「キモイ」の使用意図はなんだったのか教えてください。