fake_BOOTLEG

everywhere I'll go

暑苦しい私

「スッキリ」を見てたら安達祐実のお母さんが顔のたるみをひっぱり上げる整形手術をすると言うので密着しましたという特集がやってた。
いったいぜんたいどこに需要がある特集なのかサッパリ。
にしても、他のチャンネルがほぼ政権交代のことやってるのに、4チャンネルはぜんぜんやってなかった。あれかな、よみうりは自民・公明系列かなんかで気に食わないからやらないのかしら。まぁいいや。
ともかく、その得たいの知れない特集で、祐実ちゃんのお母さんが言うことにゃあ、実年齢52歳を見た目30歳にまで若返らせたいのだそうだ。
「どうせ人生なんて自己満足ですから」と言い放っていたのはなかなかの破綻っぷりだったけれど、その整形手術成功祈願っつって巣鴨地蔵通りに赴き、お地蔵さんを懸命にさすっていた。
ですから、その行為が52歳なんだってまず。
重力だけではない、化学の進歩も逆らえない項目が、老化現象には存在するのだと教えられた、意外に含蓄のある特集だった。

このように、しょうがないことだらけ。

今日、登録に行ってきたけど、私の後にも先にもわんさか登録に来ていてうんざり。
そのあと失業保険の申請行ってきて、いろんなハッタリをかましたけど、やっぱり3ヶ月待機せなあかんくなって、ついでにおかんの失業給付も叶わなかった。
って、そんなこと書いてるこのブログの右側の「ココログニュース」って欄に「完全失業率過去最悪を更新」というのが目に入って、まぁ、しょうがないか。
明日も登録に行くんだね、しょうがないから。

おとうが来て、「お前は四大卒業してんだからもっと上の企業の正社員をねらえ」と、ねらえ、と、宗方コーチみたいな、そんなことをおっさった。「しょーもない会社ばっかり受けるから逆にだめなんだ。しょーもないところはしょーもないやつらがたくさん応募するんだから」と。
親バカなのかしら。ボケてるのかしら。
私はしょーもない会社ですら立ち行かなってしまう、しょーもない王国のしょーもない王様なのに。しょーもないよりしょうがないという言葉を彼に。

山Pさんと錦戸さんと春日さんまでインフルだそうだけど、あんなにたくさん芸能人がいたのに、ピンポイントで忙しい人たちが感染して、暇な芸能人は無傷ってことは、もちろん忙しいから免疫力が下がっていたということもあるだろうけど、感染するべくして感染したような気もする。
例えば、難病を抱える子供特集とかみると、大概金持ちそうなお家に生まれてる。
ちゃんと病気も医療費支払能力のある家族を選んでやってきてるような気がして、世界は結構うまく回ってるんじゃないかと常日頃思う。
だからお金持ちの人は大病をしたら、しょうがないかだって俺金持ちだからと思えばとても気分がよくなるんじゃないかと思う。

「で、どうして私は結婚できなかったんだっけ?」と友にメールで問うと
「太田代表が落選したから」と稀にみるレスポンスの早さで回答がきた。
これまでこいつにどれだけ救われたかしれない。友よ。

そういう、ひどく疲れた帰りに、東国原の笑顔が眩しいモスのチキン南蛮バーガーのポスターをめっけて、自棄テンション上がって、おかんの分と二人分、買ってくことにした。
16番のプレートを持たされて、ボーっと外を眺めていたら、MP3から「夏が終わる」が流れてきた。
泣きそうになって堪えたけど、しょうがない、なんかしょうがないと思い直して泣くことにした。
鼻が赤くなった黒いスーツのおばちゃんにハンバーガーを渡した店員さん、あれは私です。