fake_BOOTLEG

everywhere I'll go

で?

 「慢性的な無力感は人を蝕み損ないます」

「1Q84」をゆっくりじっくり読み進めています。ひどく面白い展開になってまいりました。
どうせほとんどのみなさん読んでねーんだろばかやろ。

問い:どうして家にいるのにシャンプーおじさんをラジオで聴こうとしないのか。
回答:コンポで聴くにはアンテナを調整しなければならず、そもそもアンテナ紛失して、もう正直、いろいろめんどいから。

とも言ってられなくなった。先週も聴いてない。聴けてない。
よくおっさんがイヤホンして競馬だか野球だか聴いてるような、あーゆーラジオ買うしかねーのかなぁ。

会社で、かわいーなーと、性格もいいかんじの、女の子がいまして、
そんでもって、また別んとこに、よさそーな男の子がいまして、
したらお二人付き合ってらっしゃった。

はきだめの鶴は、鶴同士、ちゃんと見つけあって、つがいになるのだね。
しかもその二人はあたしとはまったく違う、穏やかな部署にいる。
ここが肝心。
私の周りの今のこのクソみたいな人間や風景は、紛れもなく、自身で呼び寄せ集めたもので作り上げられていたのかと。
見渡せば、ビジュアルだけ見ても、うちの部署はふきだまりそのもの。

逃げ出さなきゃとばかり考えていたが、そうじゃなかった。
逃げても、どこへ行っても、私である限り、別の「ふきだまり続編」が始まるだけ。
あー変わらないといけないのだけれど、変わる理由がない。
ふきだまってはいけない理由がみつからない。

この前、会社を辞めて行った子たちと、メアド交換したら、それまで苗字で呼び合っていたので、そこで初めて下の名前を知ることとなったのだけど、6人のうち、「子」がついたのは自分だけで、最年長なのは認知していたけれど、改めて答え合わせをしたようで、静かにこっそりしょんぼり。

いろんなことに気づくたび、気づかされるたび、そのたび小さく落胆し、徐々に嫌気を膨らませてゆく。
生まれてから今日まで、そうやってゆっくりじっくり重ねていくような毎日。
こんなことしてまで、ここに存在して、でってゆう。