fake_BOOTLEG

everywhere I'll go

拝啓、藤井樹様

シャンプーしててガツガツ黒髪が抜けると、このコたちが抜けた後の頭皮には生まれたばかりの白い髪が鎮座ましましてるのだろうかと、戦々恐々。
薄毛よりましかなぁと今度はドライヤーをあててると、なんと、先が白くて根元が黒いのを一本発見。他もないかっていろいろ調べたが見当たらず。この一本大事に大事にしよう。

岩井俊二はどうしたのだろう。
プロデュースだとか、企画だとか、なんかだいぶ回りくどい。
彼の作品のクレジットはいつも「監督・脚本岩井俊二」だった。
彼だって昔インタビューでそういう映画が好きだと言ってたんじゃなかったか。
最後に観たのは、確か「リリィ・シュシュのすべて」。泣いたなぁ。
市原隼人の繊細真っ只中演技、好かったなぁ。今はあんなマッチョメンになってしもたが。
その後、なんだっけか、キットカットの、えーっと、ほれね、ともかくタイトルが思い出せないくらいのヤツだったわけで、あれれー何も残らない感じないって、岩井作品はそれっきりになった。
したら、コバタケと組んだりアニメーションやったり、もう、一体どうしたんだろう。
ネタ切れ才能切れ意欲切れ。
あぁきっと、幸せボケなのかも。
かつて才能があったように思えた人が衰えると、きっと幸せになったのだろうなぁと思うことにしています。

私が不幸過ぎるのか。
今度「ラブレター」を観てみよう。泣けなかったらどうしよう。
全ての元凶は自分ってことになる。
こんな物理的なものではっきり証明されたくないなぁ。

リビングにあるブラウン管テレビがとうとう壊れにけり。
所以、私の部屋のテレビがいなくなりにけり。
まったくどいつもこいつも寿命が短い。