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everywhere I'll go

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朝から笑ったのはめざましの占い。
本日ふたご座1位でラッキーアイテム「ランチ仲間」とか。
だから自席でおにぎり食べて寝てるっちゅうの。

それしかない日だったわな。

あと松尾スズキがモスのとびきりバーガーがうまいうまい言うからなんか食べたくなって、買いにいってしまった。
正式名称は「とびっきりハンバーグサンド」だよ松尾ちゃん。
うまかったよね。そらそうだよ、チーズ入りだと400円オーバーだもの。
味の話はいいとして、モスのおねーちゃんの話。
うちの近所のモスはともかく土地柄、ガラが悪い、悪いというか、雑。
行くとほぼ、客がいようと居まいと、雑談しっぱなしである。
「でもそれあんまり出ないから発注よくない?」
「最近、出ないよねぇ・・・~本でいいか?」
「いいーいーいー」
そんなブルーな話をテキトーな感じでするなよ、お客様の前で。

そういうわけで今日もひどいもんだった。
こっちが「・・・それと、ポテトのLとSと・・」
店員「・・・えぇ?!あ、それそれ、そうそうそう(とキッチンのおにーちゃんと談笑)。あ、はい、ポテトの、Lと?」
「・・・と、Sと、黒胡椒チキンを1つとナゲットを・・」
店員「・・・ちがうって!そっちそっち・・・あ、黒胡椒チキンは、おいくつですか?」

なんで毎回会話のケツをリフレインせなあかんのか。
しかし、おねーちゃん、まったく悪びれない。どころかニッコニッコである。
絶対、モス本社にクレームのメール入れてやるぞ、と2番札を握り締めていると、
「2番でお待ちのおきゃくさまぁ~、あ、はい、どうぞ、気をつけてお持ちくださいね!ニッコニッコニッコニコっ♪」
と、口で言ってるんじゃねーかってくらい、ニッコニッコだった。
クレームいれる力も萎えて、彼女の印象は、かわいい無邪気なおねーちゃん、というのだけが残った。
女は、やっぱり愛嬌なんだよな所詮、と自己嫌悪にも苛まれた。
男は、こういう悪びれないしたたかな女が、わかっていても、好きなんだろうなぁ。
そして、私が男であったとしても、こういう女にカンタンに騙されて、それでも幸せだったと言い聞かせて、事実とはまるで違う美しい思い出だけを集めて、しくしく泣いて過ごしていたんだろうなぁ。
男で生まれようが女で生まれようが、可哀想だったんだろうなぁ。
でも可哀想って誰も言ってくれないんだろうなぁ。

そういうしょんぼりするハメになった。
こんな後に、何食ったってうまいと思う。
せめて食いモンくらいはうまくなきゃって理性が働く。

マックが食べたかったんだよ、本当はさ。