きのう空をとぶ夢をみたよ
雲の海を泳いだよ
夕陽がオレンジにみえたその時に
僕はふっと思ったんだ
労働してないから腹も減らない。
労働してないからおもしろいものと退屈なものの区別がつかない
でも労働するとすべてが地獄に見える。
生まれ変われなくていいから、生き直せないものか。
地下鉄の窓に映る疲れた中年女の顔を見るとそんな言葉も泡と消えてしまう。
「眠れない」
「睡眠から自由になれてよかった」
「お腹が空いた」
「満腹から自由になれてよかった」
僕は自由にいきるーの。
私は自由なのか。これで。これが。