fake_BOOTLEG

everywhere I'll go

命が萎んでく

 孤独な僕とまた向き合っていくことも
 大事なステップと言い聞かせて

最近の桜井さんの歌は、なんだか若々しい。
声も加齢知らずだけど、ともかく詞が若返ったような気がする。
中年というより、青年だ。
恋でもしているんじゃないかと思う。
できればしていて欲しいんだけれども。
しなくてもいいや、なんて言わずに。是非。

恋の歌はやっぱりないと。
歌くらい、聴かせてよ、恋を。

あのさ、着うたランキングとかいうので、HANABI<悲愴感ってどういうことなんだ。
どうなっちゃってるんだ一体。
というか、あんなのと一緒に並べられるなんて、だったら音楽ランキングとかいらぬ。
いつかCDのほうもミスチルが1位じゃなくなる日がきても、こんなのなら別にいいよ。
結構です。
売れな過ぎて、新曲出せなくなるほど、売れない、なんてことはないだろうからさ。

へんな世の中。よかった、今の時代のターゲットから外れた人間で。心底。

さっき、コンビニいったら、外、涼しくて驚いた。
湿気は多いですけどね。エアコン消したら、蒸すんですけどね。
でも、まぁ、騒ぐわりには、まだ涼しいなと。

蝉の死骸もハンパないし、今年はとうとう一度も蚊に刺されなかった。
鈴虫みたいなのも鳴き出して、トンボさえ飛んでいた。

「夏が終わる」という言葉が悲しく聞こえるようになったのは、
季節が変わって、時が進んで、確実に老いてゆくのだなと実感してしまうからだと思う。

あぁやっぱり、そうなると、そんなことを連想させるこの歌は、立派に中年の歌なのか。
いわば、老いらくの恋にも似た。

 孤独な僕とまた向き合っていくことが
 泣きたいほど悲しく思えた

季節の変わり目が、身に染みます。