疲れたら 青空に心を泳がせて
風の唄でも聴こうか
聴こうよ
疲れている。
特にそれほど忙しくはない会社。
トイレ行けないくらいにはパツンパツンになったりするけど。
隙を見て、歯は磨いてるし。
特にそれほど難しくはない仕事。
覚えなきゃいけないことが山とあるにはあるけど。
隙があっても、覚えないし。
ただただ、めんどくさい。
人も場所も位置も空気も、全て。
だから、疲れている、と言う。
そんな一日。頭に流れ続けたのは、意外にも「風と星とメビウスの輪」。
暑苦しくバタバタバタとしている景色の中で、
悲しげなピアノの旋律と、つぶやくような小さな祈りの言葉が、ぽつりぽつり浮かんだ。
そうしたら
メビウスの輪と唄ってるのに、どこかの果ての端っこの、孤独な歌に聴こえました。