fake_BOOTLEG

everywhere I'll go

オンザロックをちょうだい

すえたような 愛のVariation
行きつく果てなど
もうわかってるようなものさ Last scene

I_can_be

たまにまれにこの時代まで生き長らえてよかったと思うときがある。
そのほとんどがYouTube

むかしむかしのそのむかし。
VHSに録画して、何度も再生して、そして引越しの度にどこかへ捨てたあの画が
たんまりあそこにはある。

中学生の時、クラスの中では少し変わり者のウエダちゃんが
今このバンドが好きなんだとカセットをくれたのが、米米CLUBだった。

ボウイとUNICORNにどっぷり浸かるちょい前、ジャニーズからバンドへ意向する、その狭間に、
このバンドがスルリはまった。

もうもうよくわからなかったけど、とにかく好きだった。歌もLIVEもビジュアルもすべて。
授業抜け出して公衆電話でチケットを取って、学校さぼって横浜までTV収録観にいって、
下ネタ炸裂のラジオ毎週聴いて、ファンクラブにも入って、事務所のガレージセールにも行って、
何度もビデオ観て、シュークリムシュのダンスも覚えて、踊りまくって。
あぁそうだ。始発に乗って、本のサイン会にも行った。しかも本栖湖くんだり。
ともだちと竹下通りでワンピ買って、その一張羅を着て、なぜか本栖湖
石井さんと握手して泣いたんだった。

てっぺいちゃんなんて呼べませんでしたよ。
だってあの頃の彼は確か27歳。
ものすごく大人、というか、もうおっさんくらいの年齢に思えてちょいショックだったくらい。

最近の私は28歳の年下男にやぶれかぶれるありさまだけど。

昨日テレビでメドレーやるっつーから観てたっけ、
あたしが食いつけたのはSHAKE HIP!だけだった。
手を出すのも、手を引くのも、いつも早すぎるのが悪い癖だ。