fake_BOOTLEG

everywhere I'll go

まだ僕のポケットの中

自転車を押しながら帰る夕暮れ
この駅を通る度
網目の影が流れる横顔を
僕はこっそり見つめてた

Love_letter

「君」という字をなんの気なしに書いて、眺めていたら泣きたくなった。

パソコンの右端にある時計が17:58になって、
今頃「電話を殺して」るんだろうか、ラッシュかけてるんだろうか、サインしてるんだろうか、
って想像したら目が染みてきた。

うつむいて歩いてたら、汚れたつま先があって、きみの靴はいつもピカピカだったよなと。

何を見てもきみしか思い出さないようになってしまったから、
何も見ないようにと目を瞑ったら、真っ暗な視界にきみの照れ笑いが浮かんだ。

まだこんなに大好きなのに。