オリンピックも宮崎駿も、はまらない私は
はまらない、とは、嫌いでも好きでもないけどあんまりやんや言うと嫌いになるぞのラインを行きつ戻りつしている、ということであるわけで、自ずと、そんな騒ぐと発狂しそうだからお手柔らかにどうぞ
と、深呼吸を繰り返す日々。
どうか、もうどうかみなさん、お願いします。
父が放射線治療をするのだそうだ。
あぁ?まだ生きてるのか、てね、はいそのようで。
それはそれで、あの鶏がらのような、末期、いやもう終末期の人体に放射線て。
「出血を止めるには放射線しかない」というもう、そもそも、あんた、何目的の治療だよ
と突っ込みたくなる。
あんだけクソみたいに言ってたヤツを。
医者も、まぁ、足元見るなぁ、弱み付け込むなぁ、宗教みてぇ。
むしろ創価学会に入りたいって言われたほうがましだわよ。
そんなに浴びたけりゃ福島行ってボルトの一つでも締めてきなさいな
とは言わないが、言いたかったが、そこはあたしも人の子。
まぁ、妹と父親がノリノリで嬉々としてやってるみたいだから、やらせとけ。
あたしはね、もうね、そんなね
「3人なんて大勢で見舞いにくるな座るところがなくてゴタゴタするから一人ずつ来い」とかね
そんな見舞いに来た人を、わざわざ2時間かけて来てやった人にそういうヤカラみたいな注文をふっかけてくるガン患者にはね、言うことは一つしかないです。
早く死んでください、さっさと。
弱ったらいってやるよ。
それとも次は棺の中か。
どっちにしても、彼も、私には、はまらなかった。