甘えぬように 寄り添うように 孤独を分け合うように
このような好い歌が頭を廻る廻るというのに、ひとつも心穏やかにならない今日。
そういえば、先日、カラオケとかいう、正直もう無理な場所なんだけどつきあいでつきあったら、この曲の新バージョンの方しかなかった。
メメントモリ抜きの「花」など、「花」にあらず。
「くるみ」「メビウス」「タガタメ」「I'll be」「ニシヘヒガシエ」「雨のち晴れ」、どれもこれも、作った順番はどっちが先か知らんが、先にリリースしているアレンジだけでやめときゃよかったのにってのばかり。
惨憺たるありさま。
数合わせでとりあえずアレンジして入れちゃおうってんなら、数合わなくていいから、スカスカでいいから、こんなん出さないでおくれよ。
どうか、ひとりでも多く、聴かないで。
この想いが消えぬように そっと祈るだけ
このように原曲の方のそれを、頭の中でぐるぐる反芻していた、そうでもしないと、気を失いそうだった、今日。
暑かったからかしら。
「あたし、生まれて初めて。今まで、ずっと、ずーーーっと、これといってやなこともなくさぁ、幸せに生きてきたのよ。なのにこんなの初めて。もう嫌、この職場」
と、２週間前に嘆いていたタメの女が、今週末で転職するのだそうだ。
今度の職場は暇すぎるくらい暇で、ドアツードアで１５分で、うんぬんかんぬんだそうだ。
「今、ほんっとうに幸せ！だって私、彼のことだぁい好きだもの。彼もだぁい好きっていってくれるもの」
と、初恋相手と再燃した時期と震災時期が重なって、運命を感じて今の夫とリコンした、５０のおばはんは、毎週毎週彼の待つ神戸へ足繁く通っている。
神戸までの往復チケットが送られてくるんだそうだ。
来年はまちゅぴちゅを観にいくんだそうだ。もちろん全額男持ちで。
昨晩、職探しをしていた私は、そら今の職場最悪だけども、これまでのと比べたらかわいいもんだな、と、留まろうと決意をした、今日の朝でした。
昨晩、男と札幌までの運賃の話をしていた最後に、「ところで、きみ、お金、大丈夫？」と訊かれて、で、ですよねー、とひっそり諦めて、お金がないので貧乏なのでやはり旅行は無理です、と、告白しようと決意をした、今日の昼でした。
多少リスクを背負っても 手にしたい愛・愛
そんな時もありましたよ、えぇ。
そんなことを大真面目に真っ直ぐにしていた時も、あったんですよ、つい、確か４、５年前までは。
そんなことさえしていれば、心底幸せって、マジで思っていられたんです。
昨日は「走馬灯株式会社」見て「闇金ウシジマくん」見て「少女」読んで眠りにつきました。
今日は「ロンハー」すっかり忘れてしまいました。
覚書。
「だいたい個人情報個人情報と、立て続けに出てくるが、そんなにもったいぶるようなことなのだろうか。― 世の中、特別扱いされたい凡人だらけだ。」
「金もないのに才能や武器を持たないやつはのたれ死ぬしかない」
