fake_BOOTLEG

everywhere I'll go

加齢なんたらよりマシ

おとといからなんだか寝違えたのか、それとも寝すぎなのか、痛くて痛くて、いろんな意味で首がまわらなくなっています。

なんとも言えない今日であります。

やっぱりさぁ、一応、かなり驚いたのね。一回も会ったことないけど、テレビでアホほど見てて、なんの悩みもなさそうな綺麗な女の人が自殺するなんてさ。

わかんねぇもんだなぁ。

「そうよ、電車の中にだって死にたい人はたくさんいるのよ。あんただってそうよ。あんたが死にたいなんて思ってるなんて、誰もわからないでしょ、ちょっと見ただけじゃあ」

かーさんかーさん、まず、あたしは死にたいって口にしたことあったっけか。
生きていたくない、とは言いましたけど確かに。でもその二つの想いには、大泉さんのいぶし銀モジャとキムタクのちゃらいモジャほどの違いがあるのだよ。

「つか多分あたしはすでに死臭が漂っていると思うよ」と言い返してやったけどね。
死にたいオーラてより、死んでもいいんじゃねぇかオーラ。死んだほうがいいんじゃねぇかオーラ。

その昔、会社で新人の男が向かいの席になって、そんなに深い話しもしない2ヶ月くらい経ったある日、ふと彼は言った。
「部屋とかごたごたしてるでしょ?片付けられない女でしょ?休みの日は家に引きこもってずっと寝てるでしょ?」と。
会社の机の上も綺麗にして、1ヶ月ごとに美容院にもいって、お化粧もして、シワひとつない服を着て、そこそこハツラツと仕事をして、恋もしていた。
そうやってちゃんと、取り繕っていた。つもりだった。
誰にもバレてないと、ぜんぜんだいじょうぶと、思っていた。
でも見る人が見れば、きっとバレバレだったのだろう、ほんとのところは。

年をとり、取り繕う余力もなく、それとは反比例して醜態度の勢いは増す。
もう隠し切れぬ、無駄なことはせぬ、これぞまさにエコと、開き直ったといえば潔いが、単に、疲れた。
今の私は、誰から見ても、正真正銘、死臭プンっプンの生きる屍だろう。

という感じの、依然なんとも言えぬまま、そして依然首が痛いままの、今日でした。

明日は早退してこっそり面接だのよ。
そのために、ちょっと病気ですのテイで、朝からやってかないといけないのだな。
こういう時、ちょい便利なのね、死臭は。