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everywhere I'll go

穀潰し

寺があったのでおみくじを引くと大吉だった。
全く意味不明なことしか書いてなかったのであほらしくなって破り捨てた。

父親がひとつ上のある男を紹介すると言ってきた。
はぁ?馬鹿じゃないの?と吐き捨てといた。
誰が好きこのんでこんなおばはんを嫁にするだろう。
そもそもこんな年増でもいいと言ってるような切羽詰まった男ってどうなんだろう。
そもそもこの父親おすすめの男ってどうなんだろう。
いつまでも娘は娘だと思っている父親が哀れだった。
と、母親に言ったら、あんたもみんな哀れだよと吐き捨てられた。

結婚しないとかできないとかいろいろ言い方はあるけれど、
やはり、結婚しないには、しないだけの、それなりの理由があるんだと思う。

特に女は、結婚して子供産んでりゃあいいんだと思う。
その会社にこの人がなくてはならないとか、ものすごい才能を持ち合わせているとかいうなら、
その女性は生きているだけで意味はあるけれど、
それ以外の、取り替えの効く歯車みたいな役割で社会に存在しているなら、
ただ哀れなだけだし、ほんっとに邪魔なだけだ。

どっかのえらい人が女は子供を産むマシンだみたいなこと言って非難囂々だったけど、
あれは全くその通りだと思う。

子供を産み、育てる。
いつかその子が誰かに殺されたり、その子が誰かを殺したとしても、
ともかく、ひとつの生命を誕生させ、血をつないでいくという女にしかできない役割を、
そうしたくとも、その機能が体に備わっていなかったという女性を除いては、
放棄し、無駄にしている女は、もう生きている意味なんてないんだと思う。

誰にも愛されず必要とされないもんだから、
会社には自分がいなきゃと独り言で言い聞かせて、こっちに同意を求めてくる。
そういう会社の隣のおばはんを見ていると、吐き気がする。
黙れ、知らんがなボケ、だからなんなんだよ、ともう、うんざりでめんどくさくて頭おかしくなりそうだ。

明日は我が身と高をくくっていたのも、束の間、もう、我が身まであと一歩。